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ストレス耐性からキャリアを考える3つのメリット

■ストレス耐性からキャリアを考える3つのメリット

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(photo by unsplash)

「ストレス」と仕事は密接に関係している。ここで言いたいのは、仕事を通じてストレスがたまるよね、という話ではない。人はそれぞれ異なるストレス耐性を持っているという話である。そして、自分のストレス耐性を知ること、自分がストレスを感じずに行うことができるものは何かを考えてみることが大切である。

では「ストレス」という観点で仕事を考えるとどのようなメリットがあるのだろうか?

①適材適所の仕事が見つかる
②成長出世につながる
③お金になる

この3つのポイントを挙げてみる。

①適材適所の仕事が見つかる

仕事を選択する場合、また就職活動をしている学生なら誰もが、自分はどんな仕事が向いているのだろうか、自分のやりたいことって何だろう、と考えるだろう。そのために自己分析を行い、自分が過去に熱中したこと、努力したこと、苦労したこと、などを深堀ることで、自分の「人となり」を知る。そして自分の強み/弱みを知り、過去の行動や経験を抽象化することで、自分に適している職業を選択しようとする。だけど、やりたいこと、という視点で考えてみてもなかなか見つけるのは難しいことが多いのではないだろうか?ならこう考えてみよう。

自分が絶対にやりたくないことは何なのか?
自分が苦なく続けられる作業は何なのか?

今までの生きてきて、寝食忘れて没頭したことがある経験があるならわかり易いのだが、そうしたことは、好きでやっているから苦に感じないのだ。もしくわ好きでなくてもストレス少なくこなせるというなら、それはその種の作業が得意なのだ。「好きなこと」「得意なこと」視点の記事は以下のブログを参照してほしいのだが、本記事も後者の立場からの意見である。

blog.tinect.jp

なので、自己分析をする際に、過去の自分がストレスを感じることなく(その作業は他の人ならストレスを感じ得るが)、打ち込んできた作業はなんのか?どんなタイプの作業なのか?を考えてみるとよいだろう。

YYJ理論というものがある。

YYJ理論

・やりたいこと
・やれること
・需要

の3つだ。この三つの円が重なるポイントを見つけてみよう。必ずしもきれいに見つかるとは限らないし、やれることが小さいのが常だろう。だけどスキルは努力しだいで伸ばすことができる。趣味でやることは需要がないことが多いかもしれないけど、それがいつか需要のティッピングポイントに達した時、あなたの趣味は仕事になる。

インフォグラフィックスエディターとして有名な櫻田さんも趣味で行っていたビジュアルシンキングが仕事へと繋がったことを語っている。

 
②成長・出世につながる

①と関連して、あなたが好きでやっていること、苦なく継続できることは、当然だが、成長もドライブする。ここで重要なポイントは職場での相対性だ。必ずしも絶対的に得意である必要はなく、ただ周りの人よりもストレスなくこなすことができることが重要なのだ。

社内の仕事は、需給曲線みたいなもので、皆やりたい仕事もあれば、できればやりたくない、いわば泥仕事みたいなこともあるだろう。皆が手を上げない仕事を引き受けて成果を出せば、あなたは評価にさらされやすくなる。たとえば大企業で子会社に出向した場合に、そこの業績が低迷していたとしよう。普通に考えると、こうした仕事は大変だし、気が滅入るかもしれない。しかし名の通った経営者ほど、V時回復を成し遂げて出世しているのは、無関係ではないだろう。皆が挑戦しないことに、果敢に飛び込み、成果を出すことは出世につながるのだ。

何も大きな仕事だけではなく、トイレ掃除や、印刷の紙の注文や、飲み会の幹事など、割とめんどくさがる人が多そうな仕事も、苦にならないのなら、積極的に引き受け、同時に信頼も積み重ねていくことができる、という話はあながち的外れではないはずだ。信頼を勝ち取っていくと、仕事を任せてくれるようにもなるだろう。あなたの職場にいる出世している人をこういう視点で見てみると当てはまっている人が多いのではないだろうか?

③お金になる

これは①と②の結果論という話であるが、自分がストレスを感じることなくこなせることはお金になる。たとえばYoutuberを例にとってみよう。

Youtuberとして成功するために必要なことはなんだろうか?

良質な動画をあげること?
飽きさせないこと?
企画力?
・・・

うん、どれも成功には大事な要素であることは間違いないと思う。だけど根本的に一番大切なことは、「毎日継続して動画をアップすること」なんだ。毎日動画を作成して、あげる作業はけっこう大変だ。だから、この段階でストレスを感じるなら、あなたは多分Youtuberには向いていないのだ。3日坊主の壁を超えても、どこかで、辞めてしまう可能性が高い。

Youtuberになっている人を見ていると、彼らは何もYoutuberになろうと思って、動画アップロードを始めているわけではない。好きだから、楽しいから、身近な人の人助けなど、とてもシンプルな理由であることがほとんどだ。世界的に有名な動画学習支援サービスのカーンアカデミーの創業者も、きっかけはいとこの家庭教師をしていた時に学習用の動画を作ったことだった。

毎日継続して動画をアップロードすることができる人、という母数で考えると、その中で、自分の得意なことを武器にしているのだ。ヒカキンならビートボックスやゲーム、バイリンガールなら英語といったぐあいに。方程式にするならこうだ。

“ストレスなく毎日できること×自分のスキル・強み=あなたの天職”

イケダハヤト氏などのアルファブロガーは、文章を書くことにストレスを感じないから、アルファブロガーになっているのであって、最初からなろうと思っていたわけではないのだろう。これは藤原和博氏がよく話しているキャリアの掛け算、希少価値を高めることにも通じる。

あなたにしかできないことは、お金になるとはこういう仕組みだ。

まとめ

キャリアをストレス視点で考えることは今まで自分に見えてこなかった視点を与えてくれるものではないだろうか?これを読んでくれた方がキャリアを考える一助になれば幸いである。