SNSマーケティングを成功に導くための"会話の正体"とは「Twitter カンバセーション・マーケティング 」
■本「Twitterカンバセーションマーケティング ビジネスを成功に導く"会話"の正体」
Twitter カンバセーション・マーケティング ビジネスを成功に導く"会話"の正体
- 作者: 崎谷実穂,鷲田祐一
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2016/08/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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SNSを活用したマーケティングは、ビジネスに欠かせないものとなっている。消費者との関係を築き、インタラクティブに交流したり、ブランディングに活用したり、新しい製品やサービスの拡散するPRに活用したり、、企業は、新しいチャネルとしてのSNSに力を入れている。
SNSといえば、facebook、twitter、Instagram、Snapchat、LINEなどが大きな勢力である。この本では、ツイッターをうまく活用している企業のケースや、日本人のSNS利用事情、最後には、ツイッタージャパンの社長と一橋大学のマーケティング研究者の対談も含まれている。
ツイッターは、世界的に成長の鈍化が憂慮され、身売りのニュースも出ていたが、日本マーケットに関していうと、右肩上がりに成長している。2015年時点で3500万人のアクティブユーザーが存在している。
・なぜ日本人はツイッターが好きなのか、
・世代ごとのツイッターの利用目的の違い、
・日本人はユーザーイノベーションが得意な国民、
・ツイッターを活用することでユーザーのリアルタイム情報を分析する、
など様々な視点でツイッターをめぐる会話を紐解いていく。
2013年、『天空の城ラピュタ』が放映されるときの"バルス祭り"は一秒間で14万ツイートという世界記録を樹立した。
2013年、11月11日「ポッキー&プリッツの日」にグリコ広告部は1日の"ポッキー"という言葉を含んだのツイート数を計測し、370万ツイートという世界記録を樹立した。
ツイッターを活用することで、これだけ膨大な数のオーディエンスを動かすことができるのだ。そして、それは拡散していく。ポッキーのツイートは、単にツイートするだけでなく、実際にポッキーの購買にも繋がっている。ツイッターをはじめとするSNSを活用した、ユーザーを巻き込んだ新時代のマーケティング戦略は、経済的に大きなポテンシャルをもっていることは間違いないだろう。
インスタグラムの写真をおしゃれな一冊に「Instantbook」
■Instantbook
あなたのインスタグラムの写真をまとめて一冊の本にしてくれるInstantbookはすでにけっこう話題にされていますが、これは結構用途が広いと思ったのでご紹介します。
作り方は簡単な4ステップ
1.ログイン
2.写真を選ぶ
3.表紙の画像を選ぶ
4.注文する
今月末にはハロウィンがありますが、イベント事は写真が増加するものですよね。誕生日の友達がいれば、その友達の写った写真を寄り添って、蓄積したアカウントを作り、Instantbookを使えば、あっという間におしゃれなフォトブックの完成です。卒業式の時、先輩にあげるなど、写真を利用した贈り物として活躍しそうです。こっそり知っておくと皆をアッと言わせることができるアイテムですね。
▼おまけ
サプライズにはBoomfもいいかも
分散型料理レシピメディア「Teeny Recipes」-料理動画メディア3選-
■Teeny Recipes
分散型動画レシピメディアのTeeny Recipesは、フェイスブック上での料理動画をひとつの場所にまとめたプラットフォームです。世界中で増えてきている動画ハウツーですが、やはり、動画のほうが活字よりも直感的に分かりやすいですし、見ていると作りたくなりますね。
▼分散型レシピメディア3選
◇Tastemade
◇C Channel
◇KURASHIRU
写真アルバムをリデザインした「Joy」
ヴァーチャルな森の四季を感じる「Virtual Forest」
■Virtual Forest
Virtual Forestは文字通り、VRで森の四季を体感するためのプロダクトだ。現実世界はでは1日24時間、365日が経つ早さ、すなわち地球の自転や公転の速さは変わらない。あたりまえだが、ヴァーチャルな世界では違う。時間の尺度を変えた世界を創ることもできる。
時間によって変化するもので溢れているのが地球だ。動植物の成長や、生態系の命の循環などはその好例だろう。様々な季節の森に没入し、散歩できる日はもう来ている。
Porter Robinson & Madeon「Shelter」
■Porter Robinson & Madeon「Shelter」
ダンスミュージックシーンの若手代表にして日本カルチャーの影響を公言するクリエイター、ポーター・ロビンソンが盟友マデオンとの共作、さらにアニメーション・スタジオ「A-1 Pictures」とのコラボレーションで生み出した音楽と映像で伝える感動のストーリー!
今作についてのインタビューこちらから。
ITは加速度的に世界をつなげていく。そしてVR元年と呼ばれている2016年。世界はこれからもっとヴァーチャルになっていく。テクノロジーは人間をエンパワーメントし、短所を補い、長所の発揮を助ける。人は自分の才能を開花させる機会に恵まれるのかもしれない。しかし、一方で、テクノロジーは人間を新しい孤独へ誘う。ヒューマニティという言葉を掲げることで、人間らしさを再定義しようとしても、もう世界は戻らないくらい不可逆的だ。宇宙全体を覆う、この物理的な進歩は、精神的な慣性しかない人間を置いてきぼりにする。広がり続ける世界の歪みを目の前にして、私はどうすればいいのか?なりたい自分なんてとうの昔に忘れてしまった。人間は本来怠惰な生き物なのだ。自分が何をしたいのかも忘れてしまう。ただ息をしてる。それもこのヴァーチャルな世界でなら許される。すべてが自分の思い通りになるから。そこでは思考が施工になり、世界に実装していく。いつの間にか、考えることもやめてしまった。森の海から川、街や道路や木々やお家、食べ物や家具まで創造していく。でも何か大事なものがないんだ。何かはわからないんだけど、とても大切なもの。思い出すことができない。だから、私は、再び考えるのだ。私の世界にいたはずのあなたを。もう一人の自分を。考えることをやめないから人間であり、「私」でありえたあの世界を。